紆余曲折を経て司法書士に
大学卒業後、先々役に立つのではと考え不動産業界で営業職に就き、その後、環境系の企業で現場も経験。さらに将来を考え資格試験に挑むことにしました。取れそうで取れないくらいの難易度の資格、それが司法書士の資格でした。勉強し始めると手応えを感じ受かるだろうと思って、1回目の試験を受ける半年前に会社を辞めてしまいました。ところが不合格。やばい！ここまで勉強したのにここで止めることはできないと思い、アルバイトをしながら受験勉強を継続。2回目で合格し、スムーズに司法書士事務所に入所しました。
理想の環境で
実務に就くとやはり机上の勉強とは違うことも多く、実戦の中で学ぶ日々を送りました。やりがいもあり前職より給与は増えましたが、少し心の余裕がないなと思うようになりました。そんなとき、現事務所で働く知人が一緒に働かないかと誘ってくれたのです。知人というのは同じ年に司法書士試験に合格した同期で、研修も一緒に受講し本音で語れる間柄。彼の勧めなら・・・と、迷わず入所しました。仕事量はさほど変わらないと思うのですが、所員間のコミュニケーションが円滑で、不明点や相談事は所長が迅速に対応してくれることなどから、非常に快適な環境で仕事を進めることができています。休みもしっかり取得でき、趣味の釣りを楽しんでいます。
腕を磨き一流の黒子に
「司法書士の仕事は黒子」だと思っています。司法書士が目立ってしまうときは、何かトラブルが生じたとき。すべてが滞りなくちゃんと終わって当たり前なのが私たちの仕事です。まだまだ司法書士としてのキャリアは浅いですから、十分な経験を積み、気配を感じさせないくらいの一流の黒子になれたらと思います。所員も増えていくなか、後輩の指導や、ゆくゆくは所長を任せてもらえるような将来もイメージしますが、今は目の前の依頼者に満足していただけるよう一つひとつの業務をきちんとこなしていくことに専念します。
多様性の時代、さまざまな背景がありいろんな人がいて、多くの働き方がありますが、この事務所はフレキシブルに対応できる事務所だと思います。一緒に、いい事務所をつくっていける人を待っています。
